SusieSvelt×Oboist ⑧

革製品(靴以外)

今日は仕事で名古屋に行く用事があり、仕事後にほんの少しの時間でしたが、SusieSveltの鈴木さんと合流。落ち合ったのはレザークラフトぱれっとというお店。

「今回の企画に使いたい糸があるから一緒に見て欲しい」と鈴木さんから集合先としてこのお店を指定されたのですが、私は以前にもこちらでお世話になっていました。結婚式のサプライズプレゼントとして作った革のテディベアに使った素材は、こちらで購入したものでした。ちょうど明日が結婚記念日ですが、4年前以来2度目の訪問。当時からブログを読んでいただいている方はご存知だと思いますが、結婚式の準備で喧嘩したりロックバンドのライブに出演するための練習だったり、多忙を極め結局式前日まで首と胴体が繋がっていない状態だったのを、私の妹が半徹夜で仕上げてくれたこのクマさん。節々から当時の余裕のなさが伺えますが笑、今となっては良い思い出です。

「こんなに手縫い用の糸の品揃えがいいお店は他に知りません」と鈴木さん。確かに、輸入物から国産まで多種多様な糸が並んでいます。

こちらはエルメスが使用する糸として有名なシノワの麻糸。前回の私のビスポークバッグには、クラウフォード社のワックスリネン糸を使用しました。ステッチの表情は抜群に良かったのですが、鈴木さん曰く「リネンの糸は雰囲気は出るのですが長年使った時の耐久性は劣ります。逆に一般的なポリエステルの糸は強靭ですが、見た目は味気ない」とのこと。

そんな中鈴木さんが事前に下調べされて「これだ!」と思われたのがこちら。ドイツのJULIUS KOCH社が作るポリエステル100%の“組紐”です。組紐である、ということが大きな特徴、糸を非常に細かく編み込んで作ってあります。

大きなサイズで購入すると一巻き1万円近くする高級品です。麻糸はその表情以外ですと、UVの耐性を持つことがメリットとして挙げられますが、こちらのRitza Tiger ThreadはポリエステルながらUV耐性を持たせた優れもの。海外での評判もすこぶる高いらしく、国内ではぱれっとさん以外に取り扱いがほとんど無いので知名度は高くありませんが、鈴木さんの言葉を借りれば「最強の耐久性を持ち、ステッチの表情も兼ね備えた糸」とのことです。

今回は個数限定でこれほど量が必要ないことから、小分けされたこちらを使用します。実際に、鈴木さんがいつも持ち歩いているクラッチバッグに試し縫いした状態を見せてもらいましたが、天然素材ではありませんが非常に良い感じでした! こればかりは縫った状態を皆さんにご覧いただくしかありませんから、革が入り次第実際に手縫いされた状態を写真に収めてご紹介しようと思います。

迷ったのは色。革の色が黒なら糸も黒、トープにはグリーンを使うと決めていましたが、ダークグリーンに使おうと思っていたエレファントグレーのような色の展開がありません。迷いましたが、ベージュとハバナシガーを買って帰り革に試してみて決めようと。ろう引きすると若干色が濃くなるだろうということで、今日の時点ではどちらの色を採用するかまでは決まりませんでした。

使用するシュリンクレザーのサンプルを片手に、色を吟味する鈴木さん。

帰り際に、私の手持ちの栃木レザーも預けてきました。鞄の要所要所に、補強材として使われる予定です。確認していただいたら、ちょうど限定数分くらいの大きさでした。さらにこの栃木レザー以外にも、現在補強材として検討している材料がありまして・・・こちらは色々とテストをしてからになるためまだ発表は出来ませんが、上手くいけば良いなと。とにかく、見えない部分にもとことん拘る、それがSusieSvelt×Oboistのバッグです。8月末〜9月頭頃には、バッグの顔であるシュリンクレザーが入る予定ですので、ステッチの色の具合と合わせて次の報告がアップ出来ればと思っています。それでは!

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