最近、人からのアドヴァイスもあって、靴磨きの方針を変えました。
これまでとにかくワックスで光らせようとする傾向にありましたので、これからはワックスはほとんど使用せず、クリームと丹念なブラッシングでケアすることに。
革が持っている本来のキメを引き出してやりたい。
ブラッシングの仕方一つで、チェスナットベックマンの艶が変わってきました。
このもち肌・・・大切にしてあげたい。
そして黒靴には、先日の記事でチラッと書いたクレム1925、使い始めました。
今回はその使用レポートといいますか、個人的な感想を。
まずチェルシー。
相性は抜群に良いように感じました。
アッパーの黒の奥深さが、やりすぎでないくらいの絶妙な加減で復活。
コバにも少量、豚毛のブラシでゴシゴシ塗布して、白馬毛で繰り返しブラッシングすることで、全体の印象が締まって見えますね。
トゥのワックスはリムーバで落とし、その後アッパー全体と同じようにクリームを入れました。ただ一回では全部落ち切らないので、気長に、やっていこうと。
当分ワックスは使用しない予定です。
そしてつい昨日、初めてコードバン靴のオールデンにも試してみました。
施術前は、こんな感じで。
ここから、ブラッシングをしてから、クリームを塗布して、説明書き通り5分ほど待ちます。
そしてあとはひたすら、円を描くようにブラッシング。。。
そして。
・・・うーん。写真だと、あまり違いが判りませんかね。
それでもまあ、やはり黒靴特融の「白ずみ」といいますか、色の抜けた感じは回復したように感じます。革の質感も、少ししっとりと。
が、やはり私の腕ではまだコードバンにクレム1925一本では厳しかったので、例のパレードグロス海外仕様を少量使いました。
通常のサフィールのクリームの2倍以上するクレム1925ですが、噂によるとメーカーでは1925の方が利益は出ないようで。それだけ高級な成分を配合しているということなのでしょう。
コードバンにしてももう少し、上手いやり方があるのかもしれません。
もう少し使い込んでみて、また何か発見があったときは紹介させていただけたらと思います。
コメント
奥深いですねぇ
オボイストさん、こんにちは!
早速のクレム1925の使用レポートありがとうございます!
(きっと私のためではないと思いますが・・・笑)
チェルシーとの相性は良さそうですね。
これは試してみる価値がありそうです(^^)。
しかし、クレム1925は5分でいいんですか、結構短いんですね!
僕は落合正勝氏の言う「野球の試合を見ながらビールを飲むくらい」ならぬ、
昼寝(ときどき本寝)、映画、アイロン、ブログなどを終えて、
気分転換してからブラッシングに取り掛かっています(笑)。
諸説ありますがワックスを使わないケアは大いに賛成です。
お互い丁寧にメンテナンスしながら大切に大切に履きたいものですね(^^)
gohkitiさんコメントありがとうございます!
コメントありがとうございます^^
いえいえ、最近ブログ用の写真は撮り貯めてあるのですが書く時間が無くて…その撮り貯めの中にクレム1925を使ったケアの写真があったところ、gohkitiさんのブログの方で嬉しいコメントを頂きましたので、今回記事にしてみました^^ なので半分くらいはgohkitiさんに読んで頂きたいが為に!書きましたp(^_^)q 笑
なるほどそんなに時間をかけて…! 割りとせっかちな性格ですので、いつもあまり時間をおいていませんでした^^; ちょうど日本シリーズもやっていることですし、今度は野球を見てビールを飲んで本寝した後に、ブラッシングしてみようかと思います。
本当に。末永く付き合っていきたい靴達ですので、どんなときもケアは怠らないようにしたいものです^^
初めまして。
たまたま見つけて、blogを拝見させていただきました。
質問したいことがあります。
ベックマンのチェスナットカラーの艶の味わいとかっこよさに驚きました!
どのようにお手入れされると、あのようなかっこよさになるか、教えていただけたらと思います。
お暇な時間で構いませんので、お答えをヨロシクお願いいたします。
ヨッシー様^ ^
はじめまして! コメントありがとうございます、返信が遅れてしまい大変失礼致しました。
この頃はダークブラウンのシュークリームをのせていました。随分と渋い雰囲気になります^ ^
今は化粧を落としきって、自然なツヤと色味を楽しんでいます。表情豊かなチェスナットですから、色んな方法を試されると毎回違った発見があるかと思いますよ^ ^!