鳥井工房のカメラストラップ

革製品(靴以外)

今か今かと待ちわびていたものが、遠い函館の地からやってきました。

オーダーしたのは7月31日。1ヶ月ちょっとで到着です。ロウ引きされた包装紙とリボンで丁寧にラッピングされていました。

頼んであったのはこちら。RX-1RM2用のカメラストラップです。作ってくれたのは鳥井工房さん、ストラップ以外にもケースなどカメラ専門の革小物店。RX-1Rが壊れたときに下りた保険金が少し余ったので、どうせならストラップも買っちゃえと色々と探していたところ見つけました。

表面にはベルギー・マシュア社のサドルプルアップレザーのブラック、裏地はドイツ・ぺリンガー社のシュランケンカーフのトープです。マシュアは妻がプレゼントしてくれたWILD SWANSのバッグにも使われている素晴らしい光沢と頑強さを兼ね備えた革です。(現在WILD SWANSでは受注ストップされているようで残念ですが・・・) シュランケンカーフはもはや説明不要ですよね、革好きなら誰もが知ってるもっちりシュリンクレザーです。

カメラストラップは首から下げて使うものですから、肌に直接触れる裏面には柔かな質感の、そしてクローム鞣しであるから色落ちがしにくいシュランケンカーフをあしらい、表面には丈夫で経年変化を楽しむことが出来るベルギーレザー・・・非常に素晴らしい革の選択だと思います。表までシュランケンカーフにした場合には、とても柔らかい革ですからハリがなく頼りない印象になりそうですが、サドルプルアップと合わせることでそれぞれの不得意な特徴を補い合っています。

このブラック×トープの配色も良いですね。もう一色ダークブラウン×トープのカラー展開もありましたが、黒いカメラに合わせるには私は断然こちら派でした。コバの処理も大変美しい。

このギボシ留めで一つ穴のデザイン・・・オボイストモデルのストラップ部を彷彿とさせて大変気に入っています笑 二重リングは『蔵CURA』製で適度な厚みがあって高級感も申し分なく、リングが当たってカメラが傷つくことが無いようにシュランケンカーフのあて革も取り付けられています。

早速カメラに取り付けてみました。本当は付けた状態をRX-1RM2で撮りたいのだけど、当然それは出来ませんからiPhone11proで撮影。うーん、素晴らしい!

この部分、手縫いなんですよね。手間暇かけて作られているのが感じ取られてたまりません。Webで見た時はスルッと抜けたりしないのか少し心配だったのですが、ギボシで留まっているから全く動きません。安心感があります。

あて革も来るまでは「無いほうが格好良いかな?」などと考えていましたが、ちゃんとリングを固定する部品と同じサイズの穴が開いていて違和感ゼロ。

長さは100cmで作っていただきました。90cmも選択肢がありましたが、結果的にこの長さで正解でした。90だと斜め掛けするには少し短いくらいですし、110cmの純正ストラップは若干長いような気がしていたので。

我が家の革小物セレクションの一部。Fugeeの札入れ(ドイツ製ゴート)と名刺入れ(チャリ革)、T.MBHの小銭入れ(ポロサスクロコヌバック)にiPhoneケース(ガルーシャ)、ティッシュカバー(シュランケンカーフ)、WILD SWANSのバッグはベルギーサドルです。キーケースはバッグ盗難事件以降一時的にヴァレクストラが戦線復帰していますが、年末頃には新しいものになることが決まっています。(次のキーケースも超一級ですのでお楽しみに)

一緒に写っていませんがスージースヴェルトのビスポーク時計ベルトもあります(エレファント)。我ながらかなり揃ってきた感があります。色も素材もブランドもバラバラですが、共通するのは職人の体温が感じられるようなアイテムばかりであるということ。そのおかげか、私には小物たちの間に不思議な連帯感が生まれているような気がいたします。

北海道はこれまで日下かばん店のオーダーベルトしか革のアイテムは買ったことがありませんでしたが、また新たな素晴らしいモノ作りをされている工房と出会うことが出来ました。過去の作例を見ているとRX-1RM2用のカメラケースも作られているようで、つい欲しくなってしまいますね。。。いつか直接アトリエを訪問し、鳥井さんにお話を伺ってみたいものです。

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