サルトリオのヘリンボーン

Clothes

久しぶりに会ったオーケストラの後輩から顔を見るなり「先輩、お疲れですね」と言われてしまいました。そんなつもりではありませんでしたが、色々溜め込んでいたものが表情に出てしまっていたのかもしれません。いけないいけない。少しでもパワーをもらうために、お気に入りの服を着る。この日はFumiya Hiranoのビスポークスーツ。ネクタイは昔就職祝いで彼女のお母さんから貰ったものです。もう少しキラキラして働かなくっちゃ。

今日は久しぶりにデニムを。大江洋服店×コモノリプロダクツ。足元はジャコメッティ。デニムに合わせるならguidiレザーのこいつは抜群です。

妻は最近買ったレンガ色のコートと、クリスマスのプチプレゼントに買ってあげた黒いブーツ。トゥだけ軽く磨いてあげました。セリーヌはいくつもプレゼントしてきたけど、一番新しいこのトリオが最もデイリーに活躍しています。

銀座のお店から取り寄せていたジャケットを回収しに行ってきました。サイズが合うか心配でしたので一応着てからと思ってネット購入はしませんでしたが、サイズはもちろん生地やシルエットまで秀逸な冬のジャケットを手に入れることが出来ました。

試着したことは何度かありますが、購入するのは初めてとなるサルトリオです。ヘリンボーンのジャケット、先日お会いしたタローさんが着ているアットリーニを以前見た時からずっと良いなと思っていて。結果的にイタリアのブランドになったことは、興味を持った始点にちゃんと帰着出来たような気がして嬉しいです。

10cmのワイドラペルが生地の迫力に負けていないくてとても良い。ショルダーのあたりも構築的で私の好みです。

段返り3つボタン、バルカポケット。

この生地がとても良いんですよね。ウール85にカシミア15。手に持つと重みは感じるのですが、カシミア混のおかげでとても滑らかです。

早速着てみました、今日はマーガレットハウエルのカジュアルシャツを着ていたので、明日また思い描いているコーディネートを実践してみたいと思いますが、肩の収まりなど素晴らしいです。

着丈はFumiya Hiranoの夏用スポーツコートとほぼ同じで、少し長め。クラシカルで良い、パンツはデニムでも良いですが、股上深めのものが似合いそうですね。

少しずつではありますが、ジャケット類も充実してきました。以前は私服の方が好きでしたが、毎日仕事に行くときに着られた方が嬉しいし実用的。今後もクラシックな装いに対する熱量はしばらく冷めそうにありません。

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