パナソニックのドライアイロン

Diary

結婚したばかりの頃、妻と一緒に暮らすにあたって買い揃えた家電一式の中の一つだった日立のスチームアイロン。サイトーアイロンボードを買ってからアイロンがけに対するストレスは激減して、むしろ好きな時間になったのですが、最近どうも調子が悪い。気づいたらぽたぽたと水漏れするし、加熱も上手く出来ていない時もある。水漏れに対しては使用後に水を毎回抜くことで対処していた(それでも漏れる時は漏れるが)けれど、温度が上がらないのではアイロンとしての役割を果たすことは出来ない。妻にも相談して、一緒にアイロンを見にいくことに。

と言っても、我が家ではアイロンがけは私の仕事ですから、私にとって使いやすいものを。ベースに定期的に戻して温度を上げるのは面倒くさいからコード式で、パリッと綺麗にかかるやつ。

マルヤスの安井さんが霧吹きとドライアイロンを格好良く使いこなしている姿に憧れを抱き、今回はパナソニックのドライアイロンにしてみました。隣にあったもう少し重量のあるスチームアイロンと迷ったのですが、妻がこれを見て「カッコいいし安いしこれにしよう!」と。確かに、レトロなデザインは最高に私の好みに合うし、気になっていたドライアイロン。比較検討していたものと比べても3分の1ほどの価格ですし(Amazonだと3900円で売ってます)、これならもし失敗だったとしても諦められる。

まずデザインですが、見ての通り完成されたモノとしてのシンプルな美学を感じます。色々と便利な機能が満載の最新式スチームアイロンと比べると、これでもかとプレスすることのみに役割を絞り込んだストイックさがまた良い。サイトーアイロンボードとの相性も抜群です。

かけ面はフッ素コート加工がされているようです。今時そのくらいは普通だよね。スチームアイロンにある穴が無いのが特徴と言えば特徴。

ドライアイロンですから、霧吹きは必須になります。ちょうど寝癖直しを入れていたものの中身がきれたところでしたので、アイロン用霧吹きにしました。

今まで使っていた日立と比べるとこんな感じ。本当は重たいものを検討していたのだけど、今回のドライアイロンは800gと結構軽い印象。ちゃんと綺麗にかかるだろうか? やっすいし、、、

早速、コットン100のマーガレットハウエルのホワイトシャツをプレスしてみることに。日立のアイロンだと一生懸命力を込めてかけても、小さなシワが所々に出来てしまって「自分はまだまだ腕が悪いのだなあ」といつも反省していたのですが、、、

あれ!?!?!? びっくりするくらいパリッ!と綺麗にかけられる!!! これはとんでもない大当たりかもしれない。

レスレストンのデニムシャツもこの通り美しく仕上がりました。ドライアイロン恐るべし。毎日毎日繰り返しかけてきたアイロン、腕ばかりが悪いわけじゃなかったんだとちょっと嬉しくなってしまいました。調子に乗って妻のエプロンや自分のパンツなどもかけまくりましたが、全て思い通りに。コードがあっても全然気にならないや。

唯一の不満といえば、アイロンをおくベースが無いことと、冷めるまで収納出来ないことくらい。ですが、アイロン置きに関しては偶然ですが私の使っているアイロンボードの台の隅っこにちょうど良くハマって安定して立てることが出来ました。霧吹きもここに引っ掛けて使っています。

もう今後アイロンは一生これが良い。2009年に発売されたモデルらしいですが、パナソニックさん頼むからずっと作り続けてください。もうちょっと高くても良いから・・・笑 きっと壊れてもずっと買い続ける気がします。そのくらい気に入りました。安いので、よろしければ皆さんも是非試してみてください。

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