32歳。

Diary

昨日32歳の誕生日を迎えました。DMやインスタのコメントをいただいた皆様、ありがとうございました。当ブログも9月4日で10周年を迎えることができました。いつも読んでくれる皆様のおかげです。登録制にしてから、不特定多数の誰かに読まれることへの配慮というか、言ってしまえば面倒臭さのようなものはなくなりましたが、このシステムにしたからこその問題点も感じていて。色々と考えているところです、試行錯誤しながら失敗することもあるかもしれませんが、全てブログを長く続けていくためと思って動いておりますので、今後とも温かく見守っていただけますと幸いです。

仕事に忙殺される毎日で、成績は絶好調なのですがそれに伴いプレッシャーも半端じゃなく、帰ってくるとすぐに疲れて眠ってしまいます(ストレスで夜中に何度も起きてしまうのも疲れやすい原因なのですが)。そんな私をいつも一番そばで支えてくれる妻、彼女自身転職したてで大変なはずですが、誕生日当日は朝私を会社まで送り、終わる時間に迎えに来てくれて、ナビによると50数キロ先の目的地まで運転してくれました。どこへ向かうのかは知らされていませんでしたが、到着したのは今池にある時代屋という串揚げ屋でした。

全席カウンタータイプのお店で、最初はよく分かっていませんでしたがどうやら店員さんに「ストップ」というまで一品ずつオススメの串揚げが永遠に提供され続けるというシステムだそうで、妻の新しい勤務先の上司が教えてくれたとのことです。

この日ずっと1位を堅持していた社内のチーム対抗戦で約1年ぶりに優勝を逃し凹む私に「ふうん、お疲れ様、そういえばさあ〜・・・」と事もなげに楽しい会話を繰り広げてくれる妻がいてくれて本当に良かった。「それは悔しいね・・・次はもっとこうした方が・・・」とかそんな展開になって一緒に沈んでいくのはまっぴら御免で、呑気な話題でリラックスさせてくれるからこそ辛うじて私も「ま、いっか」と切り替えることが出来ているのだと思います。「今日は飲めば良いのに」と言ってくれましたが、最近はほとんどお酒を飲まないですし、来る時に思ったのですが私はどうやら運転席の方が疲れないことに気づいたので帰りは自分が運転していこうと思いノンアルビールで乾杯。

器がとてもお洒落で、最初に提供された舟形のお皿はスープです。味もとても美味しく、もっとたくさん入るお皿に入れて欲しいと思ったくらい笑

以降妻と「二周目に入るまで食べてやろうぜ」と意気込んで16種くらいの串揚げなどを食べたのですが、一向に既出のネタは提供されません。どれもこれも美味しくて、ストップと言うのが勿体無いような気持ちがありながらも「帰ったらケーキあるからね」との妻の一言と、トリュフオイルをスポイトで注入し食べるコロッケのパンチが重くギブアップ。次に何が出てくるのだろうという楽しみもあるし、何よりメニューを見る必要がなく会話に集中出来るのが良い。オススメのお店です。

ケーキは準備してあるそうですが、こちらでもデザートをいただいてからお店を出ました。いくらだったのか分かりませんが妻がご馳走してくれました。予定通り私が運転して我が家へ向かいます。うん、これこれ。妻は運転していると集中するためか口数が少なくなり、会話は受け身でありたい私にとってはなんだか落ち着かないのですよね。帰りは助手席で「どの串揚げがいちばんおいしかった?」とか「(車内で流れているBTSの)今のは誰の声でしょう」とか楽しそうにしている横でハンドルを握ってテキトーな相槌を入れるのが好きです。

家に帰ると、ダイニングテーブル上にプレゼントが置かれていました。手作りのフォトフレーム、プレゼントの入った箱、手紙。私は記念日や誕生日は必ず手紙を書くようにしているのですが、妻が書いてくれるのは久しぶりかもしれません。私はブログで訓練されているおかげなのかペンを取ると何も考えなくても言葉が出てくるタチなのですが「どうやって書いたら良いんだろうって悩んじゃうんだよね」と話す妻が考えながら書いてくれたと思うと、それほど長い内容じゃなくてもじわじわと心に沁み込んでいきます。何度も反芻するうちに心臓に妻の言葉が刻まれていき「あぁ、生まれてきて、妻と出会えて良かったな」と改めて感じました。

プレゼントは、妻の手作りの箱に入れられていました。微起毛したブラックの箱には妻手作りのオブジェが取り付けられていました。

中身を開いてみると最初に入っていたのは、妻がマルシェに出店するときに使っていたaya.accessoryのショップカード。結構な人気が出てきたところでしたが転職するタイミングでマルシェへの出店やアクセサリー作りの大半は「はい終わり!」とスッパリと辞めて、什器なども全て処分したところでしたが、私のために作ってくれたのは初めてでした。

入っていたのはオリジナルのタイピンと、カフスです。ガラスのパーツを使った幾何学的なデザインのタイピンは、ドレイクスなどのソリッドタイと合わせると特にその繊細な美しさが際立ちます。これまでタイピンはほとんど使いませんでしたが、お守りとしてこれからコーディネートに取り入れていくのが楽しみです。

カフスは左右非対称のデザインで、こちらもガラスのパーツで作られているそうです。一生懸命作ってくれたことが一番嬉しいのですが、何よりこんなデザインのカフスは市販されているブランドでは見たことがないので単純にモノとしても早く使ってみたくなります。

この日着ていたオボイストシャツに早速取り付けてみました。時計を付ける左にはシンプルな方を、右側には3連のものを付けるのが良いかな。めっちゃ良い感じじゃないですか?

今日は休みでしたが、また別のオボイストシャツに合わせて着てみました。石を使ったクラシカルなカフスももちろん素敵ですが、軽めでカジュアルな装いにも妻のカフスでしたら使えそうで嬉しいです。手にとって眺めているだけで幸せな気持ちになります。

というわけで、今年も妻の温かいお祝いで心に潤いを取り戻し「彼女のために明日からも頑張ろう」と思うことが出来ました。妻の誕生日は何をやろうかな。不器用だからこんな風には出来ませんが、妻が喜んでくれるところを想像するだけで、どうやらまだまだ妻に惚れ込む余地がありそうだと感じざるを得ません。

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