オボイストローファーと名古屋受注会について ①

Sewn shoe-maker×Oboist

昨年10月に鶴舞で開催し大盛況だったSewn shoe-makerとRENDOの受注会ですが、今年も10月末に開催することが決定しました! 10月28日~31日の4日間、今回は名古屋駅付近の会場になります。私は今のところ10月30,31日の2日間は常駐する予定です。今年もたくさんの読者様とお会い出来ればと思っております。

イベントでご紹介出来るように、今Sewnとはオボイストローファーの開発に取り組んでいます。この度1stサンプルが出来上がったためチェックしに行ってきましたが、今回はほとんど修正無し、一発目から非常にクオリティの高い仕上がりでした。同時開発中のEDOandYUMEKAビットローファーとは全くキャラクターの違う、Sewn×Oboistらしいシンプルで上質でありながら親しみやすさを感じる一足となりました。(EDOローファーについては次の記事で)

こちらが待望のオボローです。オボイストモデルに共通するデザインであるギボシストラップとモカ縫いが特徴的。ストラップのコバ処理は製品版でさらに上質な仕立てになりますが、それ以外はこのままの予定です。サンプルでは定番のベガノカーフブラックを使いましたが、私物用はヤヌスカーフダークブラウンのシングルレザーソールでオーダーしてみました。毎度のことですがブラックのサンプルが良すぎて迷いましたが、手持ちのJ.M.WESTON180midnightと立ち位置を差別化したかったのでスエードで行くことに。

これまでオボモシリーズはずっとクレープソールで作ってきたのでレザーは新鮮です。サンプルは接着のためステッチがありませんが、実際にはマッケイ縫いが入ります。

こうしてシリーズを並べると壮観ですね。全く別のデザインであるはずなのに、なぜか一目見れば「オボモシリーズ」であると感じられるのでは? 私にとって初めてのコラボレーションはオボイストモデル(右から2番目)から始まっていますから、思い入れもひとしお。フィロソフィーがブレないようにSewnと手を取り合って大事に大事に育ててきたコラボ商品です。

早速足入れ。いつもと同じように乗せ甲して作ってもらいましたが、ローファーらしくストラップによる甲の押さえがあるため右足のオボイストモデルと比べるとビチッと来る感じです。ちなみにローファー用ラストなどを新しく作ることはせず、その他のモデルと同じラストを採用しています。

内から外へ向けて細くなっていくストラップのカーブが美しい。モカ縫いのおかげで間伸びせずバランスの良いデザインだと思います。ちなみに販売価格はオボイストモデルと同じ57,000円+税の予定。私のオーダー内容と同じようにレザーソールやヤヌスカーフを選択するとそれぞれオプション扱いとなります。大抵のカスタムはお受け出来ると思いますが、詳しくはSewnまでお問い合わせください。

私物の出来上がりは10月末のイベントまでに間に合わせてもらう予定ですが、今回は仕様の修正などが特にありませんので、もうすでに欲しい!という方については先行で予約も受付可能です。DM、コメント、Sewnへの電話などで「オボローください」と伝えてください。今回も傑作靴が出来上がってしまいました、是非オボロー、ご体感ください。

RENDO×Sewn shoe-maker 名古屋受注会2022

2022.10.28〜2022.10.31(30,31はオボイスト常駐予定)
〒453-0015
名古屋市中村区椿町12-12 ホリエビル

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