妻の誕生日にプレゼントしたSusieSveltのFAVORIを見てから、即刻自分用にオーダーした私のFAVORI。そしてミウラな日々さん&友人Zさんが名古屋に来られた際に「裏表別の革だとどうなるのか不安」という声で火がついて、私が考える最高の組み合わせで仕立てたオボイストウォッチストラップが両方同時に完成しました。ちょうど納期くらいではあったのですが、明日から私は金沢へ旅行に行くのですが「それに間に合うように作ってくれたら最高だな〜」とLINEしてみたら鈴木さんが頑張ってくれました。いつもありがとうございます♩
盆と正月が一緒にきたくらい嬉しい2つのビスポークアイテム納品、早速見ていきましょう。両方とも想像を軽く超えてくる完成度でした。
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まずはストラップからにしましょうか。サイズ的にはバッグの数%分くらいの大きさしかありませんが、満足度で言うとどちらも甲乙つけ難いくらい気に入りました。まず選んだ素材のおさらいですが、表側にはトナカイ革のスエード面(裏側)を使い、ライニングにはダークブラウンのボックスカーフ、漆塗りはダークブラウン、ステッチはゴールドカラーです。今回も漆職人の伊藤さんによって塗られたダブルリングバックルが秀逸な出来です、色味の具合が絶妙。
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まず表側。ふかふかと毛足の長いトナカイスエードは引き締められた手縫いのステッチを覆い、“贅沢”にも控えめさを演出してくれます。眺めていると光を浴びて浮き出てくるように見えるステッチは、クロノトウキョウ34mmのパーシモンと完全にマッチしています。
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一番の特徴である折り返し部に現れるライニングには素晴らしいクオリティのボックスカーフ。定かではありませんが多分HAAS製。ボックスカーフ特有の艶が、ダークブラウンの漆塗りと組み合わさってなんとも言えないエスプリを感じさせます。
ちなみにボックスカーフとスエードの合わせ方として、お気に入りのJ.M.WESTONのmidnight180も参考にしました。下手すると結構ダサい感じになってしまいがちな難しい合わせですが、このローファーは非常に高いレベルで上品さを保ちながら表情を作ることに成功しています。
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裏面のステッチは表と比べてはっきりとゴールドが現れます。もちろんオボイストコラボレーション専用の刻印がバチっと押されています。
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立体的に作られたSusieSveltのベルトは最初から着け心地が抜群です。時計によって作り分けてくれると思いますが、今回は少し厚みを持たせてありますのでぷっくりと丸みを帯びたケースが特徴的なクロノトウキョウにとてもよく合います。この辺のバランス感覚が鈴木さんはずば抜けていて、いちいち説明しなくても理想を叶えてくれます。
※これはこれまでオーダーを積み重ねてきたからこそ私の好みを把握してくれているのも少なからずあると思いますので、初めての方はやはりしっかりbe-spokenしてくださいね。
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ということで、オボイストストラップは2本目も大満足。私の意見は「裏と表が違っても素材使いによっては全然OK、むしろ激推し」となりました。ガンガン使っていきますので、経年変化も楽しみです♩ 次回は同時納品のバッグFAVORI編です。
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