原点回帰の金沢富山一人旅⑤

Diary

二日目の朝。一日目の熱の余韻がまだ身体に残っていて、夜明け前に一度起きてしまいましたが二度寝してから7時頃起床。靴は本来履こうと思っていたSHINYAのプレーントゥではなく、前日手に入れたばかりのKOKONで過ごすことにしました。kinoさんから「訪問予定のfoggy&sunnyの中川さん、ご自身の結婚式で履かれたエドワードグリーンのトップドロワーの靴がカールフロイデンベルグの革だったと思います」と聞いていたので、それならば余計にお見せしたいなと思い二日連続で足を通しました。まあ、そうじゃなくても嬉しくて履いてた気がしますが^^;

この日も前日に続いてkinoさんが案内してくれることになっていて、11時頃に富山で待ち合わせでしたので少し早めにチェックアウトし、近江町市場に行ってみました。金沢だけでなく福井や富山など、日本海の海の幸が集う観光名所は、朝早くでも立体駐車場が満車になっているくらいでしたが、時間が経つにつれてますます人が集まってくるようでした。

お店もどこも列が出来始めていて、のんびりしている時間はなかったので一番近かったお店に入り朝ごはんの海鮮丼を食べました。美味しかったですが、せっかくだからkinoさんやまゆこんさんにおすすめを聞いておけばよかったな〜。

近江町市場付近の和菓子屋で実家などへお土産を買ってから富山へ移動。食べてばっかですが、kinoさんとは元祖富山ブラックラーメンの大喜で待ち合わせ。旅行中っていくらでも食べられちゃうの、何なのでしょうね。11時の開店とほぼ同時に到着しましたが、大喜本店にはすでに列が出来ていました。

少ししてkinoさんも到着。今日はスエードのKOKONのスエードスリッポン、私がオボイストモデルのヤヌスカーフVer.を受け取ったのと同じくらいのタイミングでkinoさんもこの靴を手にしており「やはり気が合いますよね」と話していたのがついこの前のようです。キツネカラーが可愛らしくてカジュアルスタイルにもピッタリです。

元々富山ブラックとは、終戦後に肉体労働者が塩分を補給できるように、ここ大喜さんが濃い醤油のスープでラーメンを作ったのが始まりだそうです。kinoさんによると富山の方々はスープと一緒にライスを食べたり、食べ終わった後のスープにライスを入れて食べたりするのが一般的だそうです。サイズも並・大・特大とありましたが、朝の市場で海鮮丼を食べてからまだ1時間程度しか経っていませんでしたので大人しく並のライス無しにしておきました。並の場合は店員の女性から厨房へのコールは「小1つ」だったので足りるかな?と心配でしたが、並でもそれなりのボリュームはあったので大丈夫でした。

そしてこちらが富山ブラック。確かにスープは濃厚な醤油で黒に近い茶、まるでオボイストウォッチストラップの焦茶の漆塗りの様です。上に乗っているメンマやチャーシューも非常にしょっぱいため、みんなとりあえずメンマはまずスープに沈めているとkinoさんが教えてくれました。元々私の住む愛知県は味噌煮込みうどんやあんかけスパゲッティ、どて煮に手羽先など、味の濃いものが多い地域なので富山ブラックも結構普通に美味しかったです、麺が中太で少し硬さが残っている感じも大好きでした。

ラーメンを食べてから、foggy&sunnyのアポまでまだ1時間程度余裕がありましたのでkinoさんに商店街を案内してもらいました。昔ながらの大型商店街かと思いきや、歩いていると突然現代的な建物の中にさまざまな飲食店が集合しているスペースや、愛知では豊橋でしか見ない路面電車もドイツの車輌メーカー製の最新型で、新旧が入り混じっている感じがとても面白かったです。

kinoさんはこの日もハーフパンツ、作りの美しいレスレストンのリネンジャケットがサマースタイルを格上げします。トープのレザーバッグはどこのだったか、聞くのを忘れてしまいましたがこうした肩の力が抜けたスタイルには抜群の相性でした。(このブログを読んだkinoさんからご連絡いただき、こちらのバッグはciseiのものでした♩)

kinoさんのメガネはfoggy&sunny別注のナッキーメイドです。マークチョーさんと中川さんという敬愛するお二人がしているのだから私も欲しくないわけがありませんが・・・この後お店で見られるのが楽しみです。

イタリア系のブランドが大量にセールにかけられているショップをチラ見したのち、同じ建物の2階に入っているカフェでしばらく涼みます。ジャズが流れていましたが、様々なジャンルの音源がたくさん置いてありリクエストで好みの音楽を流してもらうことも可能なようでした。読書にピッタリな空間で近くにあったら入り浸っていそうです。

kinoさんもよく、foggy&sunnyに行く前に時間の調整で立ち寄るそうです。窓辺の席からは商店街の人の流れが一望でき、何を見るともなしに眺めてみたり。世間から隔離されて浮遊しているような感覚になるカフェで、kinoさんといるのになんだか微睡んでしまうくらいのんびりした気持ちのいい時間でした。この後はいよいよ富山のメインイベント編です。また長くなりそうなので次回の記事で。

コメント

タイトルとURLをコピーしました