ボレロとオボブー

Sewn shoe-maker×Oboist

オボイストブーツをShoes Lineupページに追加しました。通年履ける初代オボイストモデルから始まったSewnとのコラボレーションシューズですが、夏用のT-strap、そして今の時期にぴったりのブーツを完成させられたことで、私個人としては一つのトリロジーが完結したと思っております。今後Sewnとさらなる新商品開発が続いていくかどうかは現時点では分かりませんが、完結編に相応しいアイテムに仕上がったと私自身は非常に満足しています。

初代オボモ開発時から、隆太さんと私にはアドバイザーとして相談に乗ってくれる仲間がいました。それがブログ仲間のそろそろさんと、SewnがTV出演時にお客様としてビスポークシューズを仕立てられたセガオワさんです。

オボイストブーツ完成の連絡を4人のLINEグループに送ったところ、そろそろさんから「ここに来てすごく良いものが出来たよね。ジョッパーっていうのが、oboistっぽくて。(オボイスト)blog再開はボレロのジョッパーだったと思うし、初めて隆太さんとオボくんが会った時もわざわざジョッパー持ってくれもらったしね」とコメントをいただきました。

私は昔、書くのがしんどくなってきて半年程ブログを放置していた時期があったのですが、再開のきっかけになったのがボレロで初めてビスポークしたジョッパーブーツでした。「とにかくこれを(ブログ仲間の)gohkitiさんにまず見てもらわなくては・・・!」と息巻いて更新したのがもう7年も前とは驚きです。それ以降は基本的に書くことが嫌だと思う時期はほとんどなくなりましたし、たまに面倒だと思った時には割り切ってサボるようにしています。

隆太さんと最初に会った時に、当日履いていった靴とは別にボレロのジョッパーブーツを持っていったことなんてそろそろさんに言われるまで忘れていました。そう言われると並べて写真を撮りたくなるもの、並べてみてみると同じジョッパーブーツでもそれぞれの工房(職人)のフィロソフィーの違いなどが見えてきて面白いです。

私はよくボレロのジョッパーブーツのことを「世界で最も美しいジョッパーブーツ」と表現しますが、オボイストブーツが出来上がった今もその考えは揺るぎません。一人の足に完全に寄り添うためだけに存在する孤高のブラックブーツは、どんな角度から見ても隙がなく、引き締まった身体の競走馬のようです。

一方でオボイストブーツには、ベースラストを用いて万人の足を優しく包み込む鷹揚さがあります。どんな人がどんな装いに合わせても違和感なく馴染みながらも、全体を一段引き上げてくれるような存在になってくれると思います。

今日は一日オボイストブーツを履いて出掛けてみましたが、違和感ゼロで超絶履きやすい。バックサージサテンのオボイストトラウザーズに合わせてみました。履き方にも慣れたので、私はもう立ったままで履けるようになりました。

オボブーのシルエットも相当に美しいです。デザインで妥協しなくてよかったなあ、靴全体のバランスが非常に素晴らしい。

早朝に予約開始についてブログを書いたところ、早速のご予約やお問い合わせがありました。万人にオススメ出来る傑作ブーツ、いつも通りしばらくヘビロテして、いろんな服と合わせてみなさんにも写真などで紹介していきます。

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