RENDO×Sewn 名古屋受注会2022 ①

Diary

1年ぶり3度目となるRENDO×Sewnの受注会。初日と2日目は他のメンバーにお任せしましたが、3日目はなんとか仕事を休んで私も主催者側として参加してきました! 12時から開場となっておりますが、私は待ちきれず少し早く到着。星乃珈琲店名駅椿店の目の前、ホリエビルの2階です。入り口にはお馴染みのRENDO立て看板が。入ってすぐ左の階段を上ります。

扉を開けると・・・そこはもう夢の空間。Sewnオボイストコラボシリーズを始め、そこかしこに愛すべき名品たちが堂々と立ち並んでいます。いつか自分でこんなショップを持てたら毎日幸せだろうな・・・と夢想せずにはいられない。

会場入ってすぐの長机には新作オボイストローファーとEDOandYUMEKAトリプルコラボビットローファーを含む、我がオボモ軍とSewnのビスポークシューズサンプルが並びます。正方形の小さめのテーブルには、当日納品分となるヤヌスカーフのオボイストブーツと、母から借りてきたレディースオボイストモデルのサンプル、カップル購入特典となっているブレスレットなどの小物が。さらにはLapelとEDOandYUMEKAとのトリプルコラボレーション、アトリエミュールLeoと一緒に、SusieSveltとEDOandYUMEKAのコラボ作品も展示販売されています。それぞれのコーナーの濃ゆい世界観が混じり合い、夢と現実の境目が分からなくなりそうです。

そしてもう一つの長机にはRENDOのサンプルがずらっと並びます。SewnとRENDOのコラボシューズも手前の真ん中で一番目立つ場所に。ストラップ部が型押しカーフになっている美しきジョッパーブーツや、RENDOが掲載されているファッション誌、大人気モデルGBのレディースサンプルやソックスなども。

他のメンバーが到着するまで1時間ほどあったので、私はしばらく一人で大試着会を開催(自分のものなんだけど)。まずは一番の楽しみだった、Sewnとのコラボレーションで生まれた2つの新作ローファーです。これはですね、まず履いた瞬間に「また名作が生まれてしまった」と確信しました。明らかに格好良い。EDOandYUMEKAコラボのビットローファーは独特なスエードの色味がなんとも大人っぽく、デニムなどにサラッと合わせて履きたいところ。

履き比べるとこんな感じです。同じラスト同じ職人が作ったとは思えない振れ幅、改めて隆太さんの柔軟性と対応力の高さが窺い知れます。「会場に着いたらオボイストローファーに履き替えるぞ」というつもりのソックスで来ましたので、当然オボローは最高に馴染んでます。今回はヤヌスカーフにゴールドギボシ、シングルレザーソールで仕立ててみました。いつものクレープソールよりも軽やかで、ヤヌスカーフはやはり美しさが際立ちます。ウールデニムのオボイストトラウザーズと相性抜群。

そしてもう一つ、一体どんなものになっているのか非常に気になっていたのが、大変お待たせしているRENDO×GlayageKYOTO×Oboistの初コラボ靴。吉見さんが今回の展示会に間に合うように仕上げてくれた1stサンプルがこちらです!

サイドに入ったスリットラインが特徴的なストラップ付きシューズ。イメージは樺澤さんの展開している太めのパンツなどにも合うようなデザインです。これは間違いなく置いてあるより履いてもらった方が良く見える靴の類。靴下との合わせ方を考えるのも楽しそうですし、何よりスッと履きやすい。まるでサボのような手軽さです。

バックルデザインについてなど、仕様の改良についてこのサンプルを元にこれから3人で話し合っていきます。発売時期や価格などは今のところまだ未定ですが、より格好良くなるようにブラッシュアップしていきますので是非楽しみにしていてください!

そうこうしているうちに主催メンバーが集まり始めました。まずは靴磨き担当として参加してくれているおかてつさん。オボイストアートスカーフに金ボタンの紺ブレ、爽やかなライトブルーのデニムというコーディネート。ご本人曰く「ベイクルーズショップ店員を意識してみました」とのことですが、確かにこのままお店にいても全く違和感ないかも笑

吉見さんと隆太さんも到着し、いよいよ12時の開店を迎えます。久々にお会いする吉見さんとは、ペルティコーネの吉本さんの話などで盛り上がりました。15年ほど前にフィレンツェで一緒に仕事したことがあって、先日も東京に戻ってきていた吉本さんと偶然再会したそう。吉見さんはペルティコーネ吉本晴一さんのことを、親しみを込めて「せいいっちゃん」と呼んでいました。

開店一発目にRENDOのオーダーをご予約いただいていたお客様がご来店され、パンチドキャップトゥシューズを頼んでいただいたのを皮切りに、続々とお客様がご来店され始めます。まずは2日目にもご来場いただいたというTwitterで仲良くさせてもらっているたいちょーさん。インプリーツにカスタマイズされたオボイストトラウザーズをブレイシーズで素敵に着こなしてお見えでした。手に持ったジャケットはもちろん葛利毛織のモヘアを使ったテーラーカミヤのジャケット。尾州について日本で最も詳しい一般人、それがたいちょーさん。

足元はたいちょーさんといえばのウィングチップ。2日目におかてつさんが磨いた平野靴店の一足、ミュージアムカーフが妖しく輝いています。「いろんなデザインで頼むとさ、沼が深くなっちゃうから」と仰るたいちょーさんは、基本的にウィングチップ専門家で、お言葉とは裏腹にズブズブと沼に沈んでいるご様子。平野靴店とボレロでのビスポークが中心で、名古屋愛をビシビシ感じます。

隆太さんから「おかてつさん、こちらのオボイストブーツもうすぐ納品に来られるので磨いていただけませんか」と依頼されたブラックオボブー、ご夫妻でペアオーダーいただいた奥様の一足です。黒のオボブーはキリッと引き締まっていてコラボシューズ随一のビジュアル系。

「取りに来られたS様が喜んでくれるように」と一心不乱に磨くおかてつ氏。みるみるうちに光り輝くオボブー・・・ちょっと長くなってきたので一旦区切って、②に続きます。なんたって150枚くらい写真撮りましたから、長いですよ〜。

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