職人のぬくもり

そんなに熱心に、ではなく、ゆるゆると探してきた眼鏡。

裸眼でも普通に生活する分には特に困ることのない自分は、いつもなんだかんだ理由を付けて眼鏡の購入に至れずにいました。

それが、やっと・・・長かったです。1年以上探していたから。

恒眸作

T-268

並んでいる状態だと全くよく分からない眼鏡、実際にかけてみるとそれぞれの個性が光ります。この作品は本当に私の顔によく馴染み。

眼鏡職人・山崎恒眸氏がたった一人で作り上げた作品。

専用の木箱に入って・・・。

4mmのセルロイド。軽やかで、でも存在感はあって、かけ心地は非常に良いです。

ウェリントン型。度の弱さが分かる写真・・・一応完全な伊達ではなく、ちゃんと道具としての役割も果たします。

かけ心地に大きく寄与しているのはおそらくこのサンプラチナ製のヨロイ。眼鏡全体も程よくしなり、絶妙なフィット。

デミ色のセルロイド、光りの当たり具合で表情が大きく変わります。

仕事柄、おそらく休日にしかかけることは無いでしょう。靴や鞄に比べ使用頻度が低い分、私にとってすごく贅沢な逸品・・・しかし長く悩んでやっと手に入れた分、喜びも一入で。

セルロイドは経年変化も楽しめる素材です。靴たちとともに、永く一緒にいられたら・・・休日、特別な気分にしてくれる相棒になりそうです。

コメント

  1. gohkiti より:

    恒眸作
    オボイストさん、こんばんは!

    私も裸眼でも大丈夫な方ですので、メガネは贅沢品の部類ですが、恒眸作ですか!私もかなり前に購入し、最近また引っ張り出しましたが、手製ならではの温かみがイイですよね。

    身の回りが少しずつですが着実に厳選されたアイテムたちで囲まれていっているご様子。なんとも羨ましい限りです。

  2. オボイスト より:

    gohkitiさん^^
    コメントありがとうございます^^!

    なんとgohkitiさんも恒眸作の眼鏡をお持ちとは…!
    手製ならではの温かみ…本当にそうです。丹念に磨かれた、3年以上寝かせたセルロイドから、またサンプラチナのヨロイから、確かに温かさを感じるのです。きっと錯覚では無いと思います、良い眼鏡だなあとしみじみ…。

    一つのモノを選ぶのにすごく時間がかかってしまう方でして…でもそのおかげで、ひとつひとつのモノに思い入れがあります^^

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