オールブラックオボイストモデル

Sewn shoe-maker×Oboist

今日はSewnオボイストモデルのオーダーを検討されている方から同伴の依頼があったので豊橋まで。雪の予想でしたがオボイストローファーを履きたい気分でしたのでこちらで。ブラックウォッチのオボトラを合わせてみました。

Sewnに到着するとちょうど同じタイミングでご依頼いただいた読者様も着いたところでした。いつも隆太さんが黙々と作業しているスペースでは、初めてお目にかかる女性がオボイストローファーのアッパー製作を手がけていました。最近一部作業を手伝ってくれている職人さんだそうです。

「オボイストモデルで考えている」と事前に伺っていましたので、まずは手にとってご覧いただきます。メインは仕事で履きたいとのことでしたので、どちらにも使えるこのモデルは本当に便利。ロングセラーで途切れることなくオーダーをいただいている一足です。私にとっても初めてのコラボ作品ということで思い入れも深くオススメしたところ、ベースとなるモデルはこちらで決定。

色は黒が良いということでしたが、最近は大量にあるサンプルの中からお好みの型押し革を作れるサービスも開始いたしましたのでサンプル帳をいただきました。お客様から修理で預かっているアルパインカーフのオボイストモデルも隣に置いて参考に。

「細かい感じの型押しで綺麗めなものを」というご希望でしたので、今回はこのモミシボという型押しをベガノカーフのブラックに押すことに。どんな表情になるのか私も非常に楽しみです。

また、せっかくだから全部黒で統一したいというご希望に合わせて、ギボシについては漆塗り仕様で作ることに。写真にあるのは私の黒桟革に使用する透明感のある焦茶の漆ですが、今回のお客様分については真っ黒で塗ってもらいます。

フィッティングサンプルでサイズをチェックしていきます。普段大きめで26.5cmを履かれているということでしたが、隆太さんの採寸により25.5cmでお作りすることに。

ちなみに奥にあるこちらのオボイストモデルは、名古屋受注会時にお客様が頼んでくれたベガノカーフブラウンのオボイストモデル。私のオボイストブーツと同じ色ですが、磨く前なので全くの別物に見えます。このスッピンの表情もまた素敵ですね、コバ無しで仕立てるのもシュッとして格好良いかも。

インソックも全敷のブラックでライニングもオールブラック、とてもシックなオボイストモデルが生まれそうで大変楽しみです。ちなみにローファーについてもご興味をお持ちいただき、革のサンプルを色々と見ながら吟味していらっしゃいました。オボイストモデルシリーズは既報の通り2月15日から価格改定となりますので、それまでに仕様を決めてご連絡いただけることに。他の読者様も、気になるモデルがあれば是非この機会にオーダーください♪

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