Oboist City Safari by aldex

aldex × Oboist

アルデックスとのコラボレーションが正式に決まり、最終的な仕様を詰めるため再度小島さんと約束し伺ってきました。小島さんはレスポンスが非常に早く何をするにしてもトントン進んでいくのがとても心地よいです。何かを一緒に作り上げる上で、同じスピード感と熱量で並走出来るかという点は、出来上がったプロダクトのクオリティに直結する非常に大切なポイントだと思っています。記事の終わりにオーダー価格の発表もありますので是非最後までお付き合いください!

前回の記事で初期スケッチを公開いたしましたが、最終的な打ち合わせの中でもほとんどスケッチ通りの仕様となりました。サファリジャケットの特徴である4つのポケットについては、フラップもマチも無しの丸型で、その代わり内側に折って仕立てるインバーテッドプリーツを採用。生地は前回ご紹介した通り、私はドラッパーズのスペルビオアンドボーソレイユから選んだヘリンボーンのネイビーを選びました。色違いのグレーで作ったカジュアルセットアップをショールームにご用意いただいていたので見せていただきましたが、良い生地特有のドレープがたまりません。

参考に、アルデックスホームページから拝借したこちらのカジュアルセットアップの写真を掲載しておきます。もちろんこちらの生地以外にも、おすすめの生地を豊富にご案内可能ですので是非それぞれに個性的なシティサファリを作ってみてください。ちなみに私も既に春夏用の2着目に意識が向いてしまっております笑

小島さんの提案で、あえて今回のジャケットについては毛芯無しや背裏なども無しのアンコン仕立てとすることにしました。さっと手に取って羽織るだけでどこへ行くにも、何を合わせても決まるバランス感を目指します。他のコラボレーションアイテムと合わせてコーディネートしていただいても調和するはずです。

その他、袖については本切羽でボタンを2つ、後ろはノーベント、ボタンは生地に合わせてダークネイビーのナット(83)を選びました。ステッチ幅なども選ぶことが出来ましたが、今回選んだドレッシーな生地をほんのりカジュアルダウンするように調整。オーダーをご検討いただいている方は、このあたり選ばれた生地に対してオボイストシティサファリっぽくなるようにご提案いただけると思いますので、あまり難しく考えすぎず気軽に構えておいていただければと思います。

コラボアイテムではお決まりとなっているオボイスト専用タグも、私の方で現在準備中です。オリジナルのaldexタグのデザインを活かしながら…こちらも楽しみにしていてください。

ありがたいことに、まだ企画を発表した段階ですが既にご連絡いただいているだけでも4~5着はオーダーをいただけそうでして、小島さんと「サンプルとなるオボイストの分をしっかり仕立てないとですね」と話しているところです。早い方ですと来週のご来店の予約もいただいておりますので、ご希望の方は私までご連絡ください。

オーダーにあたり採寸。今回のシティサファリももちろんオーダーを受けてから一人ずつお作りしますので、店舗での採寸が必要となります。アルデックス豊橋店でよろしければタイミング次第では私が同行してご案内いたしますし、現在東京のアルデックスでもオーダーを受けられるか社内で調整いただいてますので、決まり次第ブログやSNSでご案内いたします。

ちなみに、今回の打ち合わせには大塚さんが同行してくれて、撮影担当としてお手伝いしてくれました。小島さんにはご無理を言ってまたしても工場をご案内いただき、大塚さんとプロ同士にしかわからないような領域で話をされていました。

最後にオーダー価格についてです。もちろん生地の種類やオプション内容にもよりますが、私のオーダー(結構高い生地、比翼フロントやアンコン仕立て等オプション結構もりもり)で税込137,940円でした。本来なら本切羽やインバーテッドプリーツポケットなどでさらに高くなるところでしたが、小島さんが「せっかくのコラボですからその辺は・・・(スマイル)」となんとかしてくだったので助かりました。読者様のオーダーにおかれましても同様の価格帯になってくるかと思いますので、参考にしてください。通常のジャケットとは全く違う、とにかく日常でガンガン使えるサファリジャケットが出来上がると思います、期待しててください!

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