The Oboist Selection 2021

Diary

気付けば今年も残すところあとわずか、このブログで3回目となる年間ベストバイ、“The Oboist Selection”を決定する時期になりました。

2012年からブログ自体は続いていますが、最近までベストバイ記事を書かずにいた理由でもある「私が買うもの全てがベストバイだから」という考えは今でも変わっていません。昔からある程度厳選して選んでいるつもりでしたが、近年はますます選定条件が厳しくなり、今年自分の意思で買ったアイテムは稼働率100%、どれも最高に気に入っているものばかりです。

ブランド名アイテムブログ記事
Naoya Hida & Co.TYPE1Chttps://theoboist.net/?p=5078
Naoya Hida & Co.Strap & Travel watch baghttps://theoboist.net/?p=5973 https://theoboist.net/?p=5635
Drake’sGrey Tiehttps://theoboist.net/?p=5325
Maruyasu×OboistOboist Shirt(6枚)https://theoboist.net/?p=5531
The Armoury HKShoeshttps://theoboist.net/?p=5401
The Armoury HKSport Chinohttps://theoboist.net/?p=5907
Sewn shoe-maker×OboistOboist model改https://theoboist.net/?p=5668
PanasonicDry ironhttps://theoboist.net/?p=5644
御幸毛織Pants(2本)https://theoboist.net/?p=5770
12homemadeBespoke Glasseshttps://theoboist.net/?p=5911
unknownShelfhttps://theoboist.net/?p=5812
TomorrowlandShirtshttps://theoboist.net/?p=5812
Teijin men’s shopTrench coat
Cufflinks
Pants
https://theoboist.net/?p=5830
Steven AlanJackethttps://theoboist.net/?p=5848
Ralph Lauren purple labelJackethttps://theoboist.net/?p=6155
SusieSvelt×OboistOboist Briefcasehttps://theoboist.net/?p=6327
IncotexWhite Pantshttps://theoboist.net/?p=6479
Maruyasu×OboistHarrington Shirthttps://theoboist.net/?p=6676
Sewn shoe-maker×OboistOboist T-strap shoeshttps://theoboist.net/?p=6734
Sewn shoe-maker×OboistOboist Sacochehttps://theoboist.net/?p=6808
鳥井工房RX1RM2 Casehttps://theoboist.net/?p=6785
MCS Pastral×OboistOboist Trousers(2本)https://theoboist.net/?p=7103
Drake’s & KitonTiehttps://theoboist.net/?p=6815
CarusoSuithttps://theoboist.net/?p=7143
ChristofleBookmarkerhttps://theoboist.net/?p=7285
EDO&YUMEKAPicture&Arthttps://theoboist.net/?p=7851
https://theoboist.net/?p=8027
BunjirowBieber Hathttps://theoboist.net/?p=7874
Henry PooleTiehttps://theoboist.net/?p=7885
平田商店Grovehttps://theoboist.net/?p=7804
https://theoboist.net/?p=8139
Fumiya Hirano BespokeShirthttps://theoboist.net/?p=7955
Maruyasu×OboistOboist Dress BD Shirthttps://theoboist.net/?p=8108

今年はブログコラボシリーズが一気に増えたため数が多く見えますが、これでも30個程度ですのでやはり昔と比べると買い物の量は減っています。TYPE1Cに関しては2020年12月に納品されていましたが、TOS2020の投稿には間に合っていませんでしたので2021年に組み込みました。こうしてラインナップを振り返ってみると、ますます「最近私が手に入れているのはモノではなく心だな」と感じざるを得ません。TOS2020ではファッションアイテムとハウスホールドグッズの部門を分けてご紹介しましたが、今年は2019と同じくシンプルにベスト5を発表していきたいと思います。

第5位 文二郎ビーバーハット

5位は念願叶って手に入れたばかりの文二郎ビーバーハットです。綾さんのアドバイスと文二郎さんの特別な計らいのおかげで、スペシャルな冬用ハットが完成しました。本来ならもっと上位にランクインさせてあげたいのですが、まだ手元に来て間も無く経験値が低いため今後大いに期待という意味合いを込めて。私にとってハットは特別な旅行に必ず同行させたいアイテムでもありますので、今後冬のオフ会などには必ず着用したいとも思っています。

第4位 パナソニック ドライアイロン

TOS2019で5位にランクインしたサイトウアイロンボードとともに、手に入れてからというものほとんど毎朝使ってきたのがドライアイロン。シャツやパンツのアイロンがけが圧倒的にかけやすくなり、私のブログを見て購入されたという方も周りに多数いらっしゃる逸品。4,000円前後と格安の商品でありながら、私のアイロンへの意識をさらに高めてくれたことは疑いようもありません。貢献度No.1ではありますが、2021年は思い入れのある大物アイテムが多数ラインナップしているため、慚愧の念に堪えませんが、4位で我慢してくれ!

第3位 テイジンメンズショップ トレンチコート

オボイストモデル改やオボイストトラウザーズ、オボイストシャツシリーズなど他に3位に入れてあげたいアイテムはたくさんあった中でも、このトレンチコートに触れないわけにはいかない! 今年最もよく着ているコートといえばこちらで、閉店セールで購入したアイテムですが、コヒーレンスと並ぶくらい、もしかしたらそれ以上に気に入っているかもしれません。玉虫色のコットン生地は豊かな表現力を持っていて、一枚袖ならではのシルエットなど全てにおいて理想的。東京遠征にはおそらくこれを着ていくことになるかと。温暖化の進む世界ではトレンチコートくらいの重さが活躍の幅も広くてオススメです。

第2位 オボイストブリーフケース

心の穴を埋めてくれたのはやっぱりSusieSveltでした。渾身のコラボ作・オボブリは詳細決定前の初期段階で予約数完売という伝説を作りました。前作ビスポークバッグへのレクイエムとなったこのバッグは、SusieSveltの意欲的な挑戦がいくつも盛り込まれており、鈴木さんはオボブリ製作の過程で鞄作りへの情熱が完全に開眼し、既存のラインナップをほぼ全て廃盤にし、今まさに新生SusieSveltへ生まれ変わろうとしています。2022年1月に最後のオボブリをKさんへ納品に行き、一旦の幕引きとなるSusie×Oboistですが、一生使い続けたいラウンドボトムブリーフケースの決定版です。

第1位 NHWATCH TYPE1C

思い返せば、あんなに嫌なことばかりだった2020年の流れを完全に断ち切って2021年を飛躍の一年にしてくれたのはこの時計があったからこそだと確信しています。30歳記念品として選んだTYPE1Cは毎日毎日着けて眺めても見るたびに美しさを増していきます。もともとアガリの時計と決めて購入したわけですが、手に入れてからというもの1mmたりとも他の時計を“欲しい”と思う機会がありませんでした。これ以上の時計は存在し得ません。それは飛田さんとの交流を含め、モノそのものの価値以上の何かがTYPE1Cに宿っているからに違いありません。TOS2021の1位にこれを選ばずして何を選ぼうか。飛田さんにも1月に久々にお会いする約束をしていますが、同時にHodinkeeの和田さんにもようやく御目に掛かることが出来そうです。より魅力的にTYPE1Cを撮影する方法などを学んで来たいと思います。

番外編 EDO&YUMEKA アート作品

これまでの人生で手に入れる機会も手に入れようとすることも無かった、一見私の買うものとしては異質に映るアート作品。SusieSveltの鈴木さんの紹介で出会ったEDO&YUMEKAさんの作品は、アート作品としてというよりも、双方の関係を具現化する方法として、という意味で非常に価値のある存在となりました。私はいろんな職人さんの血の通った作品を好みますが、それも作品そのもの以上に、モノの先に見える息遣いを大切にしながら選んできました。Lapelの写真展で選んだピクチャーアートやプリントの作品ももちろん素敵ですが、私との交流がきっかけでこの世に発出した絵画作品は他のものでは代替不可能な唯一無二の宝物になりました。

2021年は過去最高に濃いセレクトが出来た一年でしたので、まとめながら「ベスト5では全然足りない!」と感じました。あくまで便宜上ランキング形式にしているだけですが、順位を決めるために一つひとつの記事を振り返っていると、その時々の思いや場面が思い起こされて胸が熱くなります。2022年まであと1週間を切りましたが、来年はどんな素晴らしい人やモノと出会えるだろうかと今から楽しみでなりません。ブログ10周年となる2022年は大きな変革も予定しています。これからも読者の皆様により楽しんでいただけるよう、頑張って書き続けていきたいと思いますので、お付き合いの程よろしくお願い申し上げます。

コメント

  1. gohkiti より:

    オボイストさん、こんにちは!相変わらずROMばかりで申し訳ございません。
    もうベストバイの季節ですね。圧巻の30点、そして納得のベスト5に益々研ぎ澄まされるオボイストさんの選定眼に感嘆します。
    オボイストモデルが次々に誕生し、多くの買い手、そして作り手にも多大なる影響を与えており、ブロガーオボイストとして躍進の一年でしたね!「手に入れているのはモノではなく心」、その思いがどちらにも共感を得たのでしょう。
    個人的には番外編のアート作品、すごく引き込まれる作品で本当に素敵です。マイホーム志向はないのですが、あんな絵が飾れる家が欲しと思わず思ってしまいました。
    1月は久しぶりの東京ですね!心待ちにしております(^^)

    • oboist より:

      gohkitiさん、コメントありがとうございます♪

      今年はラインナップを眺めていても特に思い入れの強いものが多く5に絞るのがかなり大変でした。毎年この時期になると「今年はちょっと豊作過ぎたから来年は期待し過ぎちゃいけないな」と思うのですが、結局パワーアップしていることが多くて自分でもびっくりしています笑

      モノより心、というのは私の中でお金を使うにあたって一番大切な基準になっているようです。仰る通り、ブログコラボ作品については買ってくれる読者様がいてくれるから続いていることであって、私一人の力ではなくみんなで作っているという思いがどんどん強くなります。

      EDO&YUMEKAさんは2月に恵比寿で個展を開かれるので、お時間があれば「オボイストの友だちです」と是非見に行ってみてください! また記事を書きますが、彼らとも新たな“オボイストモデル”を作っていこうとしておりますので、是非とも楽しみにしていてください♪ 東京でお会い出来るのが私もとても楽しみです!

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